リストビュー その2

 ■プログラムの説明


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「Produire.WinControl.dll」を利用する

ウィンドウ1を表示する

待機する


ウィンドウ1とは

ウィンドウを継承する


はじめの手順

初期化する

終わり


初期化する手順

この内部領域大きさを{402、358}に変える

この内容を「ウィンドウ1」に変える


リストビュー1というリストビューを作る

その位置と大きさを{13、13、376、288}に変える

その表示方法を「詳細」に変える

ーーリストビューの表示方法を指定します。

ーーここでは Explorerの詳細表示と同じような形にしています。

ーーリストビューの表示方法には、他に「アイコン」や「一覧」などがあります。


その見出し一覧を{「ファイル名」、「サイズ」、「更新日時」}に変える

ーー見出し(カラム)の一覧を、配列の形で指定します(詳細表示のみ)。

ーー指定した見出しが、左から順にリストの一覧の上に表示されます。


その見出し幅を{174、64、138}に変える

ーー見出しの幅(区切り位置)を、配列の形で指定します。

ーー数値の順番は、見出しの項目の順番に対応しています。


ボタン1というボタンを作る

その内容を「ボタン1」に変える

その位置と大きさを{12、317、75、23}に変える


ボタン2というボタンを作る

その内容を「ボタン2」に変える

その位置と大きさを{315、317、75、23}に変える


終わり


ボタン1がクリックされた時の手順

リストビュー1をクリアする

ーー起動したまま、続けて別のフォルダを参照すると、

ーー前の一覧が残ってしまうため、ここでリストをクリアします。


フォルダ選択画面を表示する

ーーWindows標準の「フォルダの参照」のダイアログボックスを

ーー表示させる命令文です。


もしフォルダ選択画面のキャンセルなら、手順から抜ける

ーー「フォルダの参照」の画面で、ユーザーが「キャンセル」を押したり、

ーーEscapeキーを押した時は、処理を中止するように指定します。


フォルダ名は、フォルダ選択画面のフォルダ名

ーー「フォルダの参照」のツリービューで、ユーザーが選択したフォルダを、

ーー[フォルダ名]という変数に代入します。


配列は、フォルダ名のファイルの全一覧

ーー指定したフォルダに格納されているファイルの一覧を、

ーー配列の形で取得します。

ーー「全一覧」と書くと、サブフォルダ内のファイルも取得します。

ーー「一覧」と書くと、サブフォルダ内のファイルは除外され、

ーー指定したフォルダの直下のファイルだけを取得します。


配列を要素にそれぞれ繰り返す

ーーここで取得されるファイルの数 = 配列の個数は一定ではないため、

ーーその都度 取得した配列の個数に応じて、以下の命令を繰り返します。


パス名は、「[フォルダ名][要素]」

ーー「要素」は、配列のそれぞれの項目を表しています。

ーーここでは、それぞれのファイル名になります。

ーー取得したファイル名には、フォルダ名が含まれていません(※注1)。

ーーこの後で、ファイルの情報を取得するために、フルパスが必要なので、

ーーここで[パス名]という変数に、フルパスを格納します。


値は、パス名のサイズ

ーーファイルのサイズを取得して、[値]という変数に格納します。


サイズは、値のサイズ形式

ーーサイズは、バイトで取得されます。そのままでは使いにくいので、

ーーKB MB GB の単位に換算した数値に変換します。


更新日は、パス名の更新日

ーーファイルの更新日時を取得して、[更新日]という変数に格納します。


要素を、リストビュー1に追加する

ーー配列の要素 = ファイル名をリストビューに追加します。

ーーこの手順では、項目を一つずつ、連続して追加していきます。


その詳細を、{[サイズ]、[更新日]}に変える

ーー前に取得して変数に格納したデータを、ファイル名の行に

ーー詳細データとして追加していきます。


繰り返し終わり

ーー配列の個数だけ上の処理を繰り返した後、処理を終了します。

ーー「繰り返す」命令には、この「繰り返し終わり」が必要になります。


終わり


ボタン2がクリックされた時の手順

ウィンドウ1を閉じる

終わり


終わり

──────────────────────────────


※注1:

「全一覧」で取得したファイル名は、指定したフォルダの直下のファイルはファイル名だけ、サブフォルダ内のファイルはサブフォルダ名が付加されます。

「一覧」で取得したファイル名は、もちろんファイル名だけになります。


ただし、

──────────────────────────

配列は、(フルパスで[フォルダ名]のファイルの全一覧)

──────────────────────────

というふうに書くと、最初にフルパスでファイル名の一覧を取得することが出来ます。その場合は、要素(項目)がフルパスになるため、リストビューに追加する名前を、

──────────

要素のファイル名だけ

──────────

と書く必要があります。


どちらの段階でフルパスを取得(指定)するかは、他の命令文と手順によって、使いやすい方を選んで下さい。


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