「キュー」と「スタック」 その2

 再度「キュー」を使ったプログラムです。ウィンドウに、テキスト領域をふたつ配置して、一方のテキスト領域でコピー(選択)した文字列を、連続して「キュー」に入れていき、もう一つのテキスト領域に、まとめて表示するプログラムです。

拙作「FIFO」では、クリップボードを監視して「キュー」に入れていますが、クリップボードを使うと少しプログラムが複雑になるため、ここでは、選択した文字列を「キュー」に入れています。


■プログラムの例と説明


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FIFOというキューを作る


ウィンドウ1を表示する

待機する


ウィンドウ1とは

ウィンドウを継承する


はじめの手順

初期化する

ーー貼り付けた部品に対する操作をここに書きます

終わり


初期化する手順

ーーこの手順は自動生成されたものです。編集しないでください

この内部領域大きさを{435、396}に変える

この内容を「ウィンドウ1」に変える

この部品キーイベントを○に変える


テキスト領域1というテキスト領域を作る

その位置と大きさを{13、13、410、213}に変える


ボタン1というボタンを作る

その内容を「表示」に変える

その位置と大きさを{267、359、75、23}に変える


テキスト領域2というテキスト領域を作る

その位置と大きさを{13、243、410、100}に変える


ボタン2というボタンを作る

その内容を「閉じる」に変える

その位置と大きさを{348、359、75、23}に変える


終わり


キーが押された時の手順

もし、イベントのコントロールキーが○かつイベントのキー名が「C」なら

テキスト領域1の選択内容を、FIFOに並ばせる

ーーここでは、コピーコマンドの Ctrl+C をキーイベントに

ーー使っていますが、他のキー、例えば F5 や、Ctrl+F1 など、

ーー任意のキーの組み合わせを指定することが出来ます。


もし終わり

終わり


ボタン1がクリックされた時の手順

配列は、FIFOの全要素

結果は、配列を[改行]で繋げたもの

ーー配列の区切りを、改行に置き換えます。

ーー改行記号も含めて選択した場合は、間に空行が出来ます。


テキスト領域2の内容を、結果に変える

テキスト領域2にフォーカスする

FIFOをすべて消す

ーー同じウィンドウを起動したまま、次の作業をする場合のために、

ーーこれまでの「キュー」のデータをクリアします。


終わり


ボタン2がクリックされた時の手順

自分を閉じる

終わり


終わり

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