ショートカットキー

 今回は、音声ユーザーには無くてはならない機能「ショートカットキー」について説明します。プログラムにショートカットキーを設定するには、ウィンドウのキーイベント手順を使います。

※「ホットキー」は、ショートカットキーと同じように使われる言葉ですが、プロデルでは、この二つは区別されています。ショートカットキーは、そのプログラムの中でだけ機能するキーで、ホットキーは、システム全体で機能するキーです。

※ホットキーについては、リファレンスを参照して下さい。


■プログラムの例


──────────────────────────────

ウィンドウ1を表示する

待機する


ウィンドウ1とは

ウィンドウを継承する


はじめの手順

初期化する

終わり


初期化する手順

ーーこの手順は自動生成されたものです。編集しないでください

この内部領域大きさを{292、271}に変える

この内容を「ウィンドウ1」に変える

この部品キーイベントを○に変える


ラベル1というラベルを作る

その内容を「ラベル1」に変える

その位置と大きさを{48、90、39、12}に変える

そのフォントサイズを20に変える


終わり


キーが押された時の手順

もし、イベントのコントロールキーが○かつイベントのキー名が「D1」なら

ラベル1の内容を、「Ctrl+1」に変える

「ショートカットキーは、Ctrl+1 です。」を表示する

もし終わり

もし、イベントのキー名が「F1」なら

ラベル1の内容を、「ヘルプを開きます。」に変える

「ヘルプを開きます。」を表示する

もし終わり

終わり


終わり

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■プログラムの説明


──────────────────────────────

ウィンドウ1を表示する

待機する


ウィンドウ1とは

ウィンドウを継承する


はじめの手順

初期化する

終わり


初期化する手順

ーーこの手順は自動生成されたものです。編集しないでください

この内部領域大きさを{292、271}に変える

この内容を「ウィンドウ1」に変える

この部品キーイベントを○に変える

ーーこのプログラム(ウィンドウ)の中で、ショートカットキーを設定して、

ーーキーイベントの手順が使えるように指定します。


ラベル1というラベルを作る

その内容を「ラベル1」に変える

その位置と大きさを{48、90、39、12}に変える

そのフォントサイズを20に変える


終わり


キーが押された時の手順

ーーキーイベントの手順の中から、キーが押された時の手順を指定します。


もし、イベントのコントロールキーが○かつイベントのキー名が「D1」なら

ーーキーイベントの手順は、このように「もし文」の形で書いていきます。

ーーCtrlキーと D1(数字の 1 )が同時に押された時に、

ーーどんな命令を実行するかを指定していきます。


ラベル1の内容を、「Ctrl+1」に変える

ーーラベル1の内容を、キーの名前に変えます。あまり意味はありませんが。


「ショートカットキーは、Ctrl+1 です。」を表示する

ーーラベルの内容を変えただけだと、音声で読まないので、

ーーメッセージを表示させます。


もし終わり

もし、イベントのキー名が「F1」なら

ーーF1キーが押された時の命令を指定していきます。


ラベル1の内容を、「ヘルプを開きます。」に変える

「ヘルプを開きます。」を表示する

もし終わり

終わり


終わり

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■参考


リファレンス > 基本機能 > キーが押された時の情報 

http://rdr.utopiat.net/docs/reference/events/keydown.htm


リファレンス > ウィンドウ部品集 > ホットキー 

http://rdr.utopiat.net/docs/reference/wincontrol/mics/hotkey.htm

                            

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